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成年後見(保佐・補助)の終了に関する QA
成年後見を務めていた件のご本人が亡くなりました。病院から遺体を引き取って欲しいという連絡がありましたが,どのようにしたらよいのでしょうか?
1 成年後見人には本人の遺体の引き取り義務はなく,成年後見人としては,相続人などの親族に連絡し,遺体の引き取り等についての連絡の調整を行うことになります。 親族がいない場合,親族はいるが本人との交流がなく遺体の引き取り等を拒んでいる場合などについては,墓地埋葬等に関する法律9条1項に基づいて,市町村長がこれを行うものとされていますので,市町村に相談するという方法もあります。 ただ,成年後見人に対しては遺体の引き取りを含めた死後事務全般を期待されてしまう場合が多いので,普段から,そのような事態に備えて,親族の意向確認や市町村の対応などについて準備しておく必要があります。 本人が病院に入院している場合,通常は,危篤の連絡が病院からされる場合が多いので,連絡を受けた場合には速やかに連絡の調整を行います。 ※墓地、埋葬等に関する法律 第9条 死体の埋葬又は火葬を行う者がないとき又は判明しないときは、死亡地の市町村長が、これを行わなければならない。 2 しかし,祝祭日に身寄りがいない本人が突発的に亡くなった場合など,遺体の引き取りなどについて市町村に相談する間もなく,成年後見人として対応に迫られるという場合もあります。 また,親族が遺体の引き取りを拒んでいるなどという場合や相談したとしても市町村の対応が思わしくない場合もあります。 このような場合に,成年後見人が遺体の引き取り等(具体的には葬儀社に依頼して「直葬」と呼ばれる簡易な葬儀,焼骨,遺骨の安置の依頼までを行う事が多い)をすることについては,民法上の事務管理(民法700条)によって根拠づけられると考えられています。 この場合,遺産の中から直葬の費用を支出することも許されると考えられますが,相続人がいる場合には,了解を得ておくことが安全であるといえますし,後見監督裁判所にも相談すべきでしょう。 直葬の費用としてはおよそ20万円から30万円というのが一般的だと思います。 遺骨についても,預かっておいてくれるサービスをしているところもあります。
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